この度、超音波検査診断装置(エコー装置)を新しく入れ替えました。
超音波検査診断装置(エコー装置)とは、人の耳には聞こえない超音波を出し、跳ね返ってきた超音波を画像化することで、体の内部の状況を知ることができる出来る装置です。
患者様には痛みはなく、放射線も使用しないため、安全性の高い検査の一つと言えます。
当院も開業当初から、エコー検査導入し、腹部・心臓・頸動脈・甲状腺・乳房などの検査に利用してきました。
今回導入した機種では、従来の機種と比較し、より鮮明な画像が得られるようになります。
加えて、肝臓の硬さを測定する機能や、脂肪肝の進行度を客観的・定量的に数値化する機能(ATI)が導入されており、脂肪肝の進行度合いを評価することが出来ると共に、より軽度な脂肪肝の評価も可能となりました。
脂肪肝は、生活習慣病の予防に繋がるメタボリックシンドロームの指標の一つであり、将来肝硬変や肝がんに進行する危険性が高くなる病気です。また近年、飲酒を伴わない非アルコール性脂肪肝疾患も問題になっており、早期発見と正しい評価が必要となっています。
健診や、腹部エコーで、「脂肪肝」と言われたことのある方、また自身が脂肪肝かどうか気になる方は定期的な肝臓のチェックを、そして脂肪肝の客観的な評価受けてみられませんか?お気軽にご相談下さい。